ホームページをご覧の皆様、はじめまして。
山口県岩国市で小規模デイサービスを運営している藤本です。
私は23歳の時に介護の世界に足を踏み入れました。初任者研修(ヘルパー2級)などの資格を取ってから現場に入ったのではなく、
障害者の温泉旅行ボランティアをきっかけに介護という仕事を知り、大学卒業後の就職のあても無かったことから、「介護でもやってみようかなぁ…。」という程度の気持ちで介護を始めました。
それ以来この仕事の楽しさにハマってしまい、興味本位で6つの職場(訪問入浴・グループホーム・老人保健施設・デイサービス・訪問介護・派遣職員)を渡り歩きました。
途中、「新しい介護」という新鮮な考え方に触れる機会も頂きましたが、私が働いた施設は、お年寄りを十把一絡げに扱う様なところで納得できないことも多々ありました。
「自分が納得できる仕事をするには自分で独立するしかない…」と考え、7つ目の職場として「風の便り」を立ち上げました。
独立後にも人手不足による事業休止を経験するなど、紆余曲折がありながら、あしかけ26年間に渡り介護の世界にお世話になっています。
この26年の間に介護をめぐる環境は大きく変わりましたが、
介護の現場は3Kの仕事と言われ、敬遠されがちなことは変わっていません。
そして、介護を仕事としてない人にとっても、将来自分が介護を受けることに不安がある人も多いと思います。
しかし、介護の現場を経験した人にとっては、大変さの中にも、楽しさを見いだせる仕事だと思う人は少なくないはずですし、
介護を受けることは恥ずかしいことではないというのは言うまでもありません。
このコンテンツでは、私が現場で出会ったお年寄りや介護の先駆者たちから学んだことをもとに、
「デイサービス風の便り」流の「介護が楽しくなる考え方」について書いていきたいと思います。
そして、当然ですがこれから書くことが介護のすべてではありませんので、どうぞ気楽な気持ちで読んでみて下さいね。
介護に対する見方や考え方を少し変えれば、介護は本当は楽しい仕事であることを知ってもらうとともに、
日々の介護が楽しくなるヒントを1つでも見つけてもらい、
また将来の介護を受けることへの不安を少しでも和らげることが出来ればこんなに嬉しいことはありません。
さあ、一緒に、楽しいケアをはじめましょう!
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