ところで、「認知症」や「障害」になった人が一番つらいのはどんな時だと思いますか?
これもうはっきり言います。
「認知症」は治さないとだめだ、「障害」を治さないとだめだ、と言われる時です。
そう、全否定です。
「認知症」や「障害」になって辛い上に、「治療」「治療」と「今のあなたではだめだ」と無意識に言われるのです。
ちょっと酷くないですか?
傷口に塩を塗ってますよ…下痢腹に浣腸ですよ…笑
「認知症」や「障害」になった人にまずかけなければならない言葉は「治療」ではなくて、
「あなたはあなたのままで十分価値がありますよ」という安心させる言葉ではないでしょうか?
でも言葉では信じてもらえないこともある?
どうすれば良いと思いますか?
めちゃくちゃ簡単ですよ…
「認知症」や「障害」のある人の前で笑顔を見せる、「笑う」のです。もっと良いのは一緒になって「笑う」のです。
簡単でしょ(笑)
簡単じゃない…という人は「認知症」や「障害」のある人の前で「気難しい」顔をするんです。
これは「専門家」と呼ばれる人に特に多い。
一緒になって笑えば少しはお互いに少しは気持ちが楽になるものを、一緒になって「気難しい」顔をしたら、上手くいく気はしないでしょう(笑)
根拠がなくても「笑う」
一緒になって「笑う」
「笑って」ると「安心」が出てきます。「安心」するとまた「笑え」るようになります。
「笑う」というのは「あなたのままを受け入れていますよ」という無意識の安心を与える非言語的コミュニケーションなんです。
皆さん、「ニンチ」はやめて「笑い」ましょうね!
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