山口県岩国市のデイサービス

 
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介護コンセプト




『ぼけも ねたきりも しょうがいも』

『あなたは あたなの ままでいい』

『のんびりお風呂に ときどきおでかけ』

『遊んで 笑って ほっとして』

『心のリハビリ はじめよう』

『心が動けば 身体も動く』

『To make you smile together (あなたと一緒に笑顔になるために)』



ぼけも ねたきりも しょうがいも

「呆け」や「痴呆」や「痴呆症」から「認知症」になって介護は楽になったでしょうか?

差別や偏見は解消されたでしょうか?

20数年介護の世界に身を置いてきましたが、とてもそうは思えません。

その証拠が、あの人が「ニンチ」になった「ニンチ」になった、という言葉です。

あまりに一般的になってしまったので諦めていますが、 周囲が「認知症」「ニンチ」という言葉を使っても私は「呆け」とか「ぼけた」という言葉をあえて使います。

もちろん言っている側にはそんな意識は毛頭ないのも承知の上ですが、 「ニンチ」という言い方は、認知症になった当事者からすれば差別用語にしか聞こえません。 無意識に「ワタシ」と「アナタ」は違うのよと言っているのです。

認知症になってしまった当事者はおそらくそれを敏感に感じるのだと思います。 当事者に直接「あなたニンチだから!」なんて言葉をかける人はいないと思いますが、 陰で言っていれば普段の会話の口調に無意識として出てきます。

すでに認知症の当事者からも介護の現場からもそんな声が出ています。

⇒ 認知症を「ニンチ」と略す慣習に終止符を!

⇒ 「ニンチ」「はいかい」撲滅キャンペーン

「ぼけ」も差別用語には違いないじゃないか?

でも「ぼけ」は、「寝惚ける」とか「遊び惚ける」とか「色惚け」などという使い方もしますよね。 「自分で自分のことを情けないよねぇ…寝ぼけちゃって。」なんて使うこともあるはずです。ですから差別用語とはちょっと言えないと思います。

そもそも「ニンチ」「認知」という言葉は、広辞苑で引くと

事象について知ること、ないし知識をもつこと。広義には知覚を含めるが、狭義には感性に頼らずに推理・思考などに基づいて事象の高次の性質を知る過程

と出てきます。

そうです、プラスの意味の言葉です。それをマイナスの意味で使うところにものすごく違和感を感じます

「認知症」でなくて「認知障害」だったらこんな使い方はされなかったのではと思うばかりですが…

私があえて「ぼけ」「ねたきり」「しょうがい」とコンセプトに掲げるのはささやかな抵抗です。

でも「風の便り」に来れば、そこに差別意識なんてないことは理解してもらえるはずです。



あなたは あなたの ままでいい

ところで、「認知症」や「障害」になった人が一番つらいのはどんな時だと思いますか?

これもうはっきり言います。

「認知症」は治さないとだめだ、「障害」を治さないとだめだ、と言われる時です。 そう、全否定です。

「認知症」や「障害」になって辛い上に、「治療」「治療」と「今のあなたではだめだ」と無意識に言われるのです。

ちょっと酷くないですか?

傷口に塩を塗ってますよ…下痢腹に浣腸ですよ…笑

「認知症」や「障害」になった人にまずかけなければならない言葉は「治療」ではなくて、 「あなたはあなたのままで十分価値がありますよ」という安心させる言葉ではないでしょうか?

でも言葉では信じてもらえないこともある?

どうすれば良いと思いますか?

めちゃくちゃ簡単ですよ…

「認知症」や「障害」のある人の前で笑顔を見せる、「笑う」のです。もっと良いのは一緒になって「笑う」のです。



簡単でしょ(笑)

簡単じゃない…という人は「認知症」や「障害」のある人の前で「気難しい」顔をするんです。

これは「専門家」と呼ばれる人に特に多い。

一緒になって笑えば少しはお互いに少しは気持ちが楽になるものを、一緒になって「気難しい」顔をしたら、上手くいく気はしないでしょう(笑)

根拠がなくても「笑う

一緒になって「笑う

「笑って」ると「安心」が出てきます。「安心」するとまた「笑え」るようになります。

「笑う」というのは「あなたのままを受け入れていますよ」という無意識の安心を与える非言語的コミュニケーションなんです。

皆さん、「ニンチ」はやめて「笑い」ましょうね!



のんびりお風呂に ときどきおでかけ 遊んで 笑って ほっとして

笑い」が大切です。

でも一緒に「笑う」のはもっと大切です。

だって、一人で笑ってたら気持ち悪いって思われる(笑)

だから、私たちは一緒に「笑う」ためのことをやります。

あなたはあなたのままで十分価値がある」を言葉ではなく事実として伝えるために、 「認知症」や「障害」があっても出来る限り残された力を使って、足りないところは気持ちよく介助を受けて、「座ってのんびり入れる普通のお風呂に入り」、 「座って口から食事をし」、「座ってトイレで排泄をする」。

一緒にお出掛けしたり、懐かしい行事を楽しんだり、一緒になって夢中になれる遊びをする。

「遊び」…専門性ないよね(笑) でも、笑顔の一つも産まれない専門性なら無い方が良くないですか?それよりも「遊び心」を持ちたいなあと思います。



14年前にご利用されていた方が朝玄関に到着してボソっと漏らしてくれた言葉があります。

「ここにくるとほっとするのお…」

その時はうれしかった半面、その理由までは分かりませんでした。何となくだろうね…というのが正直な気持ちでした。

でも、今となってみれば、そういうことか…と思います。


心のリハビリはじめよう

世の中はリハビリ全盛です。
でも、普通の「リハビリ」=「治療」ですからそれは、「今のあなたのままではだめですよ」と言っているに過ぎません。

それじゃあ元気にはならないだろうな…というのが実感です。

私たちはそれに対抗して『心のリハビリ』という言葉をつくりました。 つくりましたと言いましたが、すでに誰かが使っているかもしれませんが知らないので(笑)

心のリハビリ』は「今のあなたではだめだ」なんて言いませんし、そういうニュアンスを与える「リハビリ」もやりません。

ただ、のんびり普通のお風呂に一緒に入り、一緒にお出掛けしたり、懐かしい行事を楽しみ、一緒に夢中になって遊びます。

「認知症」や「障害」で不安な気持ちをやわらげ、一緒に笑うことで安心してもらい、普通の心を取り戻してもらう


そうです『心のリハビリ』は特別なことでもありませんし、難しいことでもありません。今からでも始められる素敵なリハビリです。

心が動けば身体が動く 身体が動けば心が動く

『心のリハビリ』を始めると身体が勝手に動きます。そして身体を動かしていると心も動いてきます。 これは私たちが使い始めた言葉ではありませんが、とても素敵な言葉ですね。私たちにぴったりです。



To make you smile together
      (あなたと一緒に笑顔になるために)

「横文字かよ」と思ったあなた…

ホントはどっちでも良かったんです。英語の方が格好よく見えたからと言うただのスケベ心です(笑)



介護の仕事でも教師でも保育士でもなんでもそうだと思いますが、人と関わる仕事は、相手を笑顔にしてナンボです。

そして、「あなた"を"笑顔に」も良いけど「あなた"と"笑顔に」の方が何か良くないですか?

何というか、「してやってる感」がなくなって感じが良いなぁ…とつけた次第です。

これ、誰かに対していってるのではなく、自分たちへの自戒を込めて。



 
 
 
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