岩国市教育委員会へ6項目の要望書を提出!

 
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 岩国市教育委員会へ6項目の要望書を提出!

 
 
 
 
 

この度はさまざまなアンケートへのご協力、誠に感謝申し上げます。
 
まだアンケートは継続中ですが、岩国市は他の自治体に先立ちまして「子どものアンケート」を終了し、即時に集計をしました。
 
そして、11月14日(月)に岩国市教育委員会へ出向き、岩国市教育委員会教育長「守山敏晴」様へ、いわくに子どもの声を届ける会」「リトルレボリューション」の連名による要望書
 
『子どものマスクの自由化と過剰な感染予防対策の見直し徹底について』
 
を提出し、6項目にわたる要望をさせていただきました。
 
その際には、「岩国市の子どもたちにご回答いただいたアンケートの結果39件」と、 全国で実施した「先生・保育士への感染症対策の強制の実態を調査するアンケート」705件、 「マスク自由化の署名」830筆、実体験をもとにしたリトルレボリューション発行の小冊子「たいせつなあなたへ」、 いわくに子どもの声を届ける会の代表である藤本が発行した「完全図解!私たちの命を守る呼吸と免疫〜生活の場の感染症対策マニュアル〜33の真実」も同時に参考資料として提出しました。

面談をいただいた岩国市教育委員会 教育長からは できるところから徐々に、 岩国市として対応するようにしますと、 直々にお答えをいただいております。
提出資料一覧
 
『子どものマスクの自由化と過剰な感染予防対策の見直し徹底について』の6項目の要望書

『子どものマスク自由化』を目指す緊急アンケートin岩国市

『コロナ対策は強制?先生や保育士さんたちの声を聞かせてください!』全国緊急アンケート

『子どものマスクに関する全国アンケート』リトルレボリューション

『たいせつなあなたへ』 2021 リトルレボリューション

『完全図解!私たちの命を守る呼吸と免疫〜生活の場の感染症対策マニュアル〜33の真実』 2022 有限会社風の便り
 
 

 『子どものマスクの自由化と過剰な感染予防対策の見直し徹底について』の6項目の要望書
 
 
要 望 書
 
2022年11月14日
 
岩国市教育委員会 教育長 守山敏晴 様
 
市民団体 いわくに子どもの声を届ける会
代表 藤本佳彦
市民団体 リトルレボリューション
代表 小川美帆
 
子どものマスクの自由化と過剰な感染予防対策の見直し徹底について
 
標記の件、現在園や学校で行われている過剰な感染予防対策について、以下6項目において改善を要望するものです。つきましては、子どもたちにコロナ禍以前、これまで通りの日常を取り戻せるよう岩国市教育委員会には早急にご対応いただきますようよろしくお願い申し上げます。
 
◆要望事項◆
 
@新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針(2022.9.8)記載にある「本人の意に反してマスクの着脱を無理強いすることにならないよう、丁寧に周知」を教育委員会HPトップへの掲載や全保護者宛に通知
 
10月19日付で、衛生管理マニュアルを所掌する文科省健康教育・食育課が初めて学校生活における「マスク警察の禁止」を認めました。
 
・現在、日本の法律において大人も子どももマスクの着用を義務付けられているものはありません。従って、大人も子どももマスクの着用については任意、ということになっています。しかしながら、子どもたちは園や学校でマスク着用を指導され、実質的に本人や保護者の意向による着脱の自由が認められていません。文科省も、厚労省も「本人や保護者の意に反してマスクの着用・非着用に関して強制されることがないように」との通達を出していることに逆行するものです。これは、教育委員会から園や学校現場への通達が十分に周知徹底されていないことが原因の一つと考えられます。園や学校の現場では、各家庭に配布されるプリントに授業中や休憩時間などにおいて、マスクの着用がさも当たり前のような文言を印字・配布していることが一因となっているものと考えられます。これらの文言は「マスクの着用を徹底するようお願いをする」という矛盾した文章でもあり、それを義務付けているかのような強い意味を込めた文言のようにも受け取られています。結果、子どもたちは感染予防効果のないものを本人の意に反して常時着用を強いられる状況にあります。当団体で実施した2つのアンケートの結果から、マスクには感染予防効果はない、ということについて市民をはじめ、子どもたちにも周知されているということがわかりました。また、マスク着用を強制的に協力・お願いしてきた結果、子どもたちの間でマスクを着けていることが正義であり、そうでない子どもに対してのいじめや差別的発言、暴力等が横行していることがわかりました。具体的にはマスクを着けていないクラスメイトや下級生の児童に対して指摘をし、マスクをつけるよう指示する、またマスクをずらしている子どもや、着けていない子どもたちに対して、ハサミを投げつけるような暴力が起こっている実態も届けられました。またこれらが児童生徒間だけではなく、教師らにより執拗な指導として行われている実態が明らかとなりました。園や学校教育の場において、このようなことが起きていることを保護者として見過ごすわけにはいきません。同時に、子どもは大人の行動をよく観察しているものです。大人の行動を模倣し、何が正しいのかを判断する脳の仕組みを持っています。子どもは大人の模倣をすることで、何が正しいのか、安全なのか、安心とは何かを判断していく過程にあります。子どもたちの健全な成長発達を支援する現場の教育者らが率先し、子どもたちが安心してマスクを外すことができるような環境づくりに取り組んでください。
 
A「黙食」は衛生管理マニュアルに記載がないこと、食育と逆行することから撤廃  
 
文部科学省が周知している衛生管理マニュアルには「黙食」という記載はありません。しかしながら園や学校においては教師らによる黙食指導が徹底される場面があり、給食やお弁当の時間に友人らとのコミュニケーションの機会が奪われています。発言をしたら、教師らに注意を受けるというのです。常に監視されたような給食やお弁当の時間は、果たして子どもたちにとって楽しいものなのでしょうか?  
 
・黙食の弊害として、短時間喫食(濃厚接触者として認定を避けられる15分という時間にこだわった)により、よく咀嚼ができないため、消化吸収が起こりにくくなることが懸念されます。これでは栄養を十分に吸収できないのです。この状況は食育と程遠くなっていることが一目瞭然です。  
 
・昨年の夏、新潟県佐渡市において給食時に小学5年生の男児が給食中にパンを詰まらせて亡くなる、という事故が起こりました(2021.7.11 朝日新聞デジタル) コロナ禍以前のような環境で机を班にし、みんなで向かい合って食事をしている状況にあれば、互いの変化にも早期に気がつき、事前の対応で命を失うような事故にはならなかったと考えられます。互いが向き合い楽しくコミュニケーションを取り合いながらの食事の場面であれば、同級生の異変に誰かが気づき、声をかけ、早期対応ができたと思うと無念でなりません。給食時に限らず、何かがあったときに声を出すなと言われ続けている子どもたちは、周りに助けを求めることができなくなっている可能性があります。
 
B「手指消毒」を毎日繰り返し、また場合によっては移動教室のたびに監視され、強制をされることで、身体中に存在する常在菌のバランスが崩壊し、免疫機能の低下を招き、かえって感染の機会を増やしているため撤廃  
 
コロナウィルスは手や指の皮膚表面からは感染しません。あくまでも粘膜からの感染です。接触感染が主だと言われていた時期もありましたが、研究の結果、感染が起こる主な原因は空気感染(エアロゾル)であることがわかってきました。皮膚には1平方センチメートルあたり数十万個?数百万個の常在菌が住んでいると言われています。これらが有害な異物の侵入を防ぐ働きをし、感染症などにもかかりにくくする働きを担っていることを教職員の方々はご存知ではないようです。子どもたちに良かれと思い、消毒殺菌を繰り返していることにより、常在菌を殺してしまうことに気がついていないのです。常在菌を殺し続けることによって、感染しやすくなることや、アレルギー疾患を発症しやすくなるなどの弊害も出てくる可能性を考えなくてはなりません。エタノールによって、皮膚のバリア機能が弱くなり、脂質も奪われ脆弱になるのです。また、エタノールに敏感な子どももいます。  
 
・エタノールは純粋な状態では流通しにくい側面があり、多くはイソプロパノールという不純物が含まれたものが流通しています。イソプロパノールは有機溶剤で、脱脂作用が高いため、皮膚の炎症を起こしやすいのです。これらが含まれたエタノールで手指消毒をさせていることにより、その毒性を子どもたちが吸入する危険性がある、という懸念があります。したがってこのような消毒を感染予防対策と位置付けていつまでも続けることで、血管・肝臓・脾臓に障害を犯す可能性があります。さらに生殖能力や胎児への悪影響を及ぼすことも考慮する必要があります。特に、子どもは背が低いので霧状の噴霧が口や目に入ってしまう危険性があるのも事実です。
 
C 乳幼児・学童期における心や脳の発達には身体的接触が欠かせないことからソーシャルディスタンスの撤廃・緩和  
 
ヒトは他者との身体的接触「密・接触」を基本とする社会的環境の中で、生存・進化してきた生物であり、これはヒトとしての成長過程において必要不可欠であることを教育現場では再認識していただきたいと考えます。  
 
・ヒトを含む哺乳類は他者との身体的接触なしでは生存さえできません。そして、乳幼児期の脳の発達には他者との身体的接触という経験が必要不可欠なのです。乳幼児期の環境経験はその後の脳と心の発達に直接的に影響し、この時期に体験することがなかったものについては、後々に取り戻そうと試みたとしても、決して取り戻すことができない重要な過程なのです。このように、極めて重要な成長発達の過程を迎えている子どもたちの園や学校環境がいかに重要な意味を持つのかについては、想像にたやすいと考えます。しかしながら、実際の園・学校環境においては、大人都合による、大人目線での感染予防対策を優先した構成になっていると言わざるを得ません。脳の成長が完成した大人にとっては、感染予防対策は一時的な措置として必要なもの、もしくは使用用途によっては都合の良いもの、便利なものであると判断できたとしても、成長過程にある脳を持つ子どもたちにとっては受け取り方が大きく異なります。子どもたちは脳が成長過程にあるため現実空間と、仮想空間の区別がつきません。これらは心の成長発達への影響が懸念されていることであり、脳科学者らによって指摘されていることです。
 
D かけがえのない成長の記録、機会を奪うような園・学校行事の縮小、中止に関する判断基準の緩和  
 
・子どもたちにとっても、保護者にとっても、その成長の機会を披露し、目の当たりにできる行事の開催に関して、過剰な感染予防対策による縮小・中止の選択を余儀なくされたケースが多々あったことが報告されています。子どもたちにとって、この瞬間しかない時期に、楽しみであった修学旅行や運動会、学校祭等の行事について、過剰な感染症対策によって安易な中止の決定が行われないよう、お願いいたします。
 
E 感染予防対策と称し、換気が推奨されているからと、授業中にも窓を開け放したままでは室温が維持できず、子どもたちは寒さに晒されて授業に集中することができません。吹きさらしの中で風邪を引いたら本末転倒です。季節柄、寒くなる時期において感染予防対策として、換気を推奨するにあたり、授業中にも関わらず、窓を開放したままにするなどの措置をしないようにお願いします。学習するにふさわしい環境の構築を考えていただければと思います。
 
◆要約◆
 
私たちが目指すのは「実態としてのマスクの自由化」および、過剰な感染予防対策への撤廃と緩和です。これは、マスクの着用・非着用に関わらず、教師や友達などの誰からも「お願い」や「指導」「強制」もされない、ということです。また、その他列記した項目については、それを繰り返し強制的に指導され続けることにより、免疫機能の低下をきたし、かえって感染を引き起こしかねないことについて改めて知識として学んでいただき、徹底的に見直しをしていただく、ということを含みます。  
 
@「マスクの着用・非着用はすべて本人・保護者の判断に委ねられる」このことについて、教育委員会を通じ「園や学校を指導し、児童生徒に十分行き渡るよう伝えること」と共に、教育委員会から学校や児童生徒や保護者に対し、言葉や書面にて最後の一家庭に至るまで周知徹底を求めるものです。  
 
A「マスクの非着用に代わる感染予防策として、学校から児童生徒や保護者に対して、義務ではないワクチン接種や消毒等への圧力や、他者との距離を取るなどの圧力をかけないことの徹底」を求めます。  
 
B最後に、マスクの自由化及び、過剰な感染予防対策が緩和・撤廃されるよう努力をしていただくと同時に、これらが実施された後にも、差別や偏見が見えないところでも行われないように、教育委員会には園や学校への指導やマスクの着用・非着用を含む過剰な感染予防対策については、いかなる場合によっても本人や保護者の裁量によるものということについて、継続的に広報を通じて周知徹底するよう求めます。
 
C子どもたちの心身の成長発達の段階は、大人の発達段階とは全く異なります。過剰な感染予防対策のもと、行事の中止や縮小により、子どもたちの喜びの機会を奪わないでください。  
 
D子どもの人権を守り、子どもたちにとって豊かな教育の機会を提供する教育機関として、これらのことを教育長の名前でHP上に記載し公開してください。  
 
以上、衷心よりお願い致します。
 
 

 
 
 
 

 
 

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